今日は、日本の現代の名工である針生さんから頂きました「宥座の器」を持って幼稚園に行って論語の素読の後に年長・年中・年少の子供たちに体験してもらいました。

この宥座の器は、
楕円形の器を銅糸で宙吊りにして、
横縦斜逆に回転しても、中心を外れません。
銅製の器に水を入れると八分迄は平準を保ちますがそれを越えると転覆します。
満ば損を招き、謙は益を受ける。
多すぎても少なすぎても悪い結果を
招くとの孔子の「中庸の教え」を子供たちに伝えたいので、
「宥座之器」を持って子供たちに試してもらいました。

子供たちは器のバランスを崩さないように気を付けながら、楽しくチャレンジをしました。
