孔子について


  孔子は名前が丘,字が仲尼,春秋時代の魯国(山東省曲阜市)で生まれた。父親は叔梁紇で母親顔徴在である。孔子の母は尼山の上でお祈りをした後、孔子を生んだと伝えられている。孔子は生まれつき頭上の真ん中が低く、周囲が高くて、まるで尼山のような形をしていたので丘と名付けられた。また、2番目の子であるから、字は仲尼(伯、仲、叔、季の順序で計算する)と呼称された。孔子をめぐって他の伝説もいくつかある。その一つは次のようである。孔子が生まれる前に、1匹の麒麟が家にやってきて一枚の紙吐き出した。その上に「水精之子継哀周而素王」(この子は才能があり将来周礼と徳政に貢献を為して王にされて尊敬される)と書いてあった。孔子の母親は不思議に思い、絹でその紙を麒麟の角の上に縛った。2日間の後、麒麟は去った。そして孔子が生まれた時、母親は空中から仙人の声を聞いた。「天が聖子の生まれに感動して楽曲を賜る」と言って、典雅な音楽が流れてきた。

 孔子は中國歴史上の偉大な思想家、教育家であり、立派な政治家、文献編纂家である。彼は中國人に尊敬されているだけではなく、日本と東南アジア諸国の人にも尊ばれている。孔子の思想と学説は世界各地で広範な影響を持ち、人類の精神的財産の一部分になっている。